地元の誇り「Bo’s Coffee」で一杯。

飲食店情報

— セブ島発、フィリピンが誇る Homegrown Brew —

セブ島を歩けば必ず見かける「Bo’s Coffee(ボス・コーヒー)」。今回は夜の落ち着いた時間に、そのこだわりのコーヒーをじっくりと味わってきました。

世界的チェーンが立ち並ぶ中、Bo’s はフィリピン産の豆だけにこだわり続けるローカルブランド。その背景には、創業者の熱い思いとフィリピン農業への深いコミットメントがありました。


Bo’s Coffee の歴史と名前の由来

Bo’s Coffee は 1996年6月、アヤラセンター・セブ にて1号店をオープンしたセブ生まれのコーヒーブランドです。

創業者のスティーブ・ベニテスがニューオーリンズ滞在中に「Bo」というニックネームを持つコーヒー好きのアメリカ人と出会い、その縁にちなんでブランド名が付けられました。「Bo」という親しみやすい響きには、コーヒーを通じた人と人のつながりを大切にしたいという想いが込められています。

現在ではフィリピン国内 120店舗以上を展開するだけでなく、カタールやドバイへの海外進出も果たし、「セブの地元コーヒー」は今や国際的なブランドへと成長しています。

フィリピン産豆へのこだわり

Bo’s Coffee の最大の特徴は、フィリピン各地の高地産シングルオリジン豆へのこだわりです。
主な産地には以下が挙げられます:

  • サガダ(山岳州)
  • ベンゲット州
  • ブキドノン州 マウント・キタングラッド
  • 南コタバト州トゥピ マウント・マトゥトゥム
  • マウント・アポ

フィリピンの山岳地帯で丁寧に育てられた豆は、それぞれ異なる個性を持っています。「本日のコーヒー」としてその日の豆が提供されるスタイルも、産地へのリスペクトを感じさせます。

農家支援という社会的ミッション

Bo’s Coffee は単なるコーヒーチェーンではありません。フェアトレードを通じた地元農家の支援を企業の柱に据え、2019年にはベンゲット州シティオ・キスボンに農家向けのコミュニティ処理工場への投資も行っています。

物販コーナー「Kape Collective」には、こうしたパートナー農家から届いた新鮮な豆が並んでいます。一杯のコーヒーを飲むことが、フィリピンの農業を支えることにつながっているのです。

日本人にも馴染みやすい「程よい焙煎」

実際に飲んでみて感じるのは、焙煎の絶妙なバランスです。スターバックスが均一な味を保つために強めのダークローストを採用しているのに対し、Bo’s は豆本来の香りを残すためか、そこまで深く焼いていない印象を受けます。
これに関してはお好み次第ですね。

Starbucks
重厚な苦味とコク。ダークローストで安定した味。

Bo’s Coffee
スッキリとした後味と、微かに感じる豆のフルーティーさ。ブラックでも飲みやすい。
少し浅いのでカフェイン量は多くなります。

苦すぎないので、夜に飲んでも胃に重くない。コーヒーが苦手な方や、豆本来の個性を楽しみたい方にこそ試してほしい一杯です。

迷ったらこれ、定番のメニュー

上記のメニュー表は2026年3月のものです。

Brewed Coffee(本日のコーヒー)
その時々のフィリピン産豆が楽しめます。スタバよりも苦味がマイルドなので、夜に飲んでも胃に重くないのが嬉しいポイント。

Espresso Drink
ラテやカプチーノにしても、ミルクの甘みの後ろからしっかりとコーヒーの香ばしさが追いかけてきます。

ドリンクの容量(目安)
フィリピンのカフェでは、オンス(oz)表記が基準となっており、ミリリットル(ml)に換算するとおおよそ以下のボリュームになります。

  • Small(スモール)12 oz(約355 ml)
  • Medium(ミディアム)16 oz(約473 ml)
  • Large(ラージ)22 oz(約650 ml)

空間とプロダクトの質

モダンで落ち着いた店内は、夜の読書や作業にも最適です。照明は柔らかく、BGMも主張しすぎない。「コーヒーの時間」に集中させてくれる心地よい空間でした。
席によっては電源の確保もされており、Wi-Fiのパスワードも注文時に言えばもらえます。
行く店舗によって違いはあるかもしれませんが、2時間の利用が可能になります。


まとめ

「スタバだとちょっと苦すぎるんだよな」と感じる方や、豆の個性を楽しみたい方にとって、Bo’s Coffee は最高の選択肢になります。
可愛いグッズもあり、コーヒーを飲まない方もぶらりと寄ってみるのもいいですね。

1996年のセブ生まれ、フィリピン農家を支え、世界へ羽ばたくホームグロウン・ブリュー。
セブに来たら、まずはここから始めてみてはいかがでしょうか。

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